【初心者必見】高齢者向け補聴器!選び方~補助金制度まで徹底解説!
「最近、聴こえずらくなったかな…?」 「何度も聞きなおして、会話するのいやだな…」 「 おじいちゃん、補聴器するの嫌がってて…」 最近、ご自身でもご家族のこういった悩みを抱えていませんか? 補聴器を身近に耳にするようになってきてますが、どこに相談するといいのか、テレビコマーシャルのものでいいのかな?メガネ屋さんに行けばいいのかな?と、わからないことも多いと思います。 そこで!今回は、補聴器の選び方や知っておくと安心の情報などをお伝えしていきます。 一緒に補聴器を探しましょう!
わたくしは、高齢の重度の聴覚障害の父と生活 ひとりぼっちにさせない! コミュニケーションが難しく、みんなで集まっても ぽつん。 ひ孫が「じいじちゃん」と呼んでも聴こえない。 ひ孫たちへ、「肩をとんとんしてから声かけてあげて」など どう接していくとよいかをレクチャー。 少しでも きこえるために通いやすい補聴器店探しを続行中!
目次
- まずは耳鼻科での検査を!難聴の種類を知ろう
- 補聴器の種類と選び方
- 補聴器の価格と助成金制度
- まとめ 〜自分にぴったりの補聴器を選ぼう〜
1.まずは耳鼻科での検査を!難聴の種類を知ろう 難聴には軽度、中度、重度と分けられます。ご自分の聴力がどの程度かを耳鼻科で診てもらいましょう。もしかすると補聴器が不要なこともあるかもしれません。 実際、私の兄弟ももきこえが弱くなっていき、補聴器を検討していたのですが、手術適応で補聴器は不要でした。また、軽度でも、普段から会話が多い生活環境で不便と感じたら、補聴器を活用することで過ごしやすくなることがあります。
次に
認定補聴器技能者のいる店舗で、どのような場面できこえづらいか、普段の環境やどんな時に聞こえがいいと助かるかなど要望もお話ししましょう。認定補聴器技能者がいる店舗はほとんどではあります。長いお付き合いとなるため、しっかりとお話して、ご自分の状況を理解してもらうといいです! きこえの測定 いくつかの検査があります。例えば…
標準純音聴力検査 音の高さそれぞれに大きさをかえながらどの程度聴こえたかなど測定します。
語音聴力検査 日常会話で使われる語音、「ア」や「イ」という語音や数字を使います。どの程 度音の大きさが何%正しく聞こえるかを調べます。補聴器を調整するために必要なデータを取ります。 特にどの程度、言葉の聞き取りができるかの測定は重要です。
機種の選択と調整 補聴器の使用目的、きこえのデータ、操作の使用感を判断して補聴器機種を選定。 専門家による見立てと目利きがとても重要です。耳穴の型を取ることもあります。 すでに補聴器を利用している方でも、聴こえ方が変わった場合は、調整をし直すことができます。
補聴器効果の確認 補聴器を装着して、ことばの理解度や使用する場所の音環境を作って補聴器効果を確かめます。
アフターケア 日常生活で使ってみて、気になることなどをできるだけ細かく伝え、相談し、調整してもらいます。購入店舗にはデータ保存してくれているところがほとんどです。
2 . 補聴器の種類と選び方 例えば、お仕事で会議や打ち合わせが多い方と、家の中でゆっくり過ごすことが多い方では、音の環境が違いますよね。 それぞれの環境に合った機能が搭載されている補聴器を選ぶことが可能です。 補聴器の操作 補聴器にはいくつかの形状がありますが、それぞれ操作方法や、耳への装着のしかた、聞こえ方の特徴が異なります。毎日使うものですので、ご自身が日常生活で使いやすいと思うものを選ぶことが大切です。補聴器販売店で実際に手にとって操作し、毎日使うイメージをしてみましょう。
補聴器の形状 補聴器の形状は大きく分けて、耳の穴にはめ込んで使う「耳あな型」、耳 にかけて使う「耳かけ型」、ポケットなどに入れて使う「ポケット型」があります。
耳あな型や耳かけ型の中でも小さいタイプの補聴器を選べば、外見上は目立つことはありません。眼鏡をかけているか、耳の形が適しているかなど、あらゆる視点から適した形状の補聴器を選びます。
ちなみに私の家族は重度なので、主に耳掛け型にを使っています。耳掛け型にメガネとマスクという使い方をしています。
最近の補聴器 Bluetooth搭載のタイプは、ご自分のスマートフォンにアプリを取り込み、きこえの調整もできるなど、どんどん進化しています。従来の電池式や新たに充電式が誕生し便利です。カラーの豊富なメーカーもあるので、選ぶのに迷ってしまいますね!
※ 人気の機種を一部ご紹介
・オーティコン https://www.oticon.co.jp/hearing-aid-users
耳あな型 目立たないタイプ 耳かけ型 カラーが豊富!
・シグニア https://www.signia.net/ja-jp/
耳あな型 いろいろなタイプ豊富 耳かけ型 Bluetooth機能が搭載
・スターキー https://www.starkeyjp.com/
種類が豊富で骨伝導タイプも!
・フォナック https://www.phonak.com/ja-jp
・リサウンド https://www.resound.com/ja-jp/
・ワイデックス https://www.widex.com/ja-jp/local/ja-jp/hearing/audiometry/
充電式バッテリー
3. 補聴器の価格と助成金制度 補聴器は高いイメージ。補聴器は大変に高機能な機械です。使い慣れるととても便利でストレスも軽減されると思います。 長い目でみて、選びましょう!また、助成制度など活用すると良いと思います!
価格 グレードによって価格は大きく変わります。5万円から100万円を超えるものまで。 補聴器はきこえによって、選ぶ必要があります。グレードが高いからと言って、必ず聴こえるとも限りません。生活環境に合わせてしっかり選びましょう。
助成金制度 ・補聴器の購入に関しては、公的補助金制度があります。一般的に補聴器の公的 補助金制度は「障害者総合支援法」と「自治体独自の支援制度」の二つです。
※ 障害者総合支援法は、障害者手帳を取得したのち、補装具費支給制度で補聴 器を購入する方法です。手帳の等級や補聴器の種類によって支給上限は違います。
※ 自治体独自の支援制度は、各市区町村が行っている補聴器補助金の支援制度です。主に障害者総合支援法に該当しない方が対象で、補助額は自治体によって異なりますが3万円前後、場合によっては現物支給となります。 どちらも公的な制度であることからいくつか条件があります。詳細は各市区町村 の福祉課にお問い合わせください。
・医療費控除に使える補聴器適合に関する診療情報提供書は、耳鼻科の医師なら だれでも書けるわけではありません。耳鼻科医の中でも「補聴器相談医」もしく は「補聴器適 合判定医」などの資格を持っている必要があります。
4.まとめ 〜自分にぴったりの補聴器を選ぼう ・病院で診察を受けて、ご自身の状態を知る 補聴器が必要な状態か、治療が優先か。補聴器が必要でどの程度の機能が必要なのか状態を確認しましょう! ・認定補聴器技能者のいる店舗で、カウンセリングを受ける。 きこえのプロに相談!困っている状況や、選び方、購入の仕方など、購入後のメンテナンスなどもお手伝いしてもらいましょう。 ・きこえの測定 補聴器を調整するために必要なデータを取ります。特にどの程度、言葉の聞き取りができるかの測定は重要です。 ・機種の選択と調整 耳かけ型、耳穴型、ポケット型 どのタイプがきこえやすい機能であるか、日常での使いやすさを選択していきます。 ・実際に装着して効果を試す お店によっては、お試し期間が設けられていたりします。実際の生活でどの程度きこえるかなども体験できます。 ・購入 購入の際、助成制度などお一人お一人使うことができるものが違ったりします。 リースタイプのものもありますので、担当の販売員にご相談するのもいいと思います。
補聴器のきこえになれるまでは、日にちや時間をかけて少しずつ音を変化させて、一番使いやすい音に調整していきます。 焦らず時間をかけて慣れていきましょう!
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